借りの哲学
著者
書誌事項
借りの哲学
(atプラス叢書, 06)
太田出版, 2014.3
- タイトル別名
-
Eloge de la dette
- タイトル読み
-
カリ ノ テツガク
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注記
監訳: 高野優
内容説明・目次
内容説明
私たちの持っているもので人から借りていないものがあるだろうか?「借り」を軸に『聖書』『ヴェニスの商人』『贈与論』などのテクストを読みなおし、「借り」の積極的価値を考察する。資本主義再考の基本文献、待望の翻訳。
目次
- 第1章 交換、贈与、借り(ヴェニスの商人—人間関係が持つ複雑性;“贈与”と“負債”が同一の軌跡をたどるとき;“本当の贈与”とは何か? ほか)
- 第2章 “借り”から始まる人生(タラントのたとえ話;神から与えられた才能は世のなかに返さなければならない;“借り”と支配 ほか)
- 第3章 “借り”を拒否する人々(ドン・ジュアン—“借り”を拒否する人生;“借り”を認めない;自分としか契約を結ばない男 ほか)
「BOOKデータベース」 より