FBI秘録 : その誕生から今日まで
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FBI秘録 : その誕生から今日まで
文藝春秋, 2014.2
- 上
- 下
- タイトル別名
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Enemies : a history of the FBI
- タイトル読み
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FBI ヒロク : ソノ タンジョウ カラ コンニチ マデ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784163900179
内容説明
テロリストとスパイに対する秘密諜報こそ、最大の任務。発足以来、FBIが「敵」とみなしたのは、米国共産党、KKK、キング牧師を頂点とする公民権運動、反戦主義者、ウェザーマン、アルカイダ、オサマ・ビンラディンら。その能力はCIAをはるかに凌いでいた。『CIA秘録』の著者が、機密解除文書、全て実名の証言で描く、最強諜報機関の歴史。
目次
- 第1部 フーヴァー&FBI誕生—1895‐1934(「無政府状態」フーヴァー、司法省に入る;「革命」セオドア・ルーズヴェルトの宣戦布告;「裏切り者」ウッドロー・ウィルソンの警鐘 ほか)
- 第2部 第二次世界大戦前夜からの秘密諜報—1934‐1945(「スパイビジネス」フランクリン・ルーズヴェルトの白紙命令;「曲芸師」大統領直属の諜報長官;「秘密諜報」トロイの木馬と第五列 ほか)
- 第3部 冷戦—(「ゲシュタポ無用」トルーマンの戸惑い;「対決」冷戦の予兆;「赤いファシズム」若きニクソンと意気投合 ほか)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784163900186
内容説明
秘密とは支配者に都合の悪いことの言い換えにすぎない。収集された秘密は国家安全保障のためでなく、フーヴァー長官の権益維持のために使われるようになる。その利権を奪おうとしたニクソン。だが、ウォーターゲート事件で、そのニクソンもFBIに葬られる。その最強諜報機関がアルカイダに敗れ、全市民を盗聴するオーウェル的世界が到来するまで。
目次
- 第3部 冷戦(承前)—1945‐1972(「危険な男」ケネディ兄弟は名義上の上司;「恐怖による支配」狙われたキング牧師;「この電話を盗聴させているのか」ジョンソン、大いに笑う;「わたしが頼りにしている男」FBIがドミニカ共和国を平定;「明らかに違法」揺らぐ「法と秩序」の権化;「究極の兵器」ニクソンが盗聴、不法侵入を復活させた;「神殿を壊せ」フーヴァー個人崇拝の黄昏)
- 第4部 テロとの戦い—1972‐2011(「陰謀家たち」ウォーターゲイトで蠢く人々;「FBI存亡の危機」ニクソンを倒せ!;「カルタの家」掘り返される過去の不法行為;「危険がつづく状態」レーガンの反テロ報復宣言;「沈黙の代価」軽視された米本土への「テロの脅威」;「モザイク」諜報機関で共有されないテロ情報;「盲目の首長」女性初の司法長官)
「BOOKデータベース」 より