インフラの呪縛 : 公共事業はなぜ迷走するのか

書誌事項

インフラの呪縛 : 公共事業はなぜ迷走するのか

山岡淳一郎著

(ちくま新書, 1063)

筑摩書房, 2014.3

タイトル別名

インフラの呪縛 : 公共事業はなぜ迷走するのか

タイトル読み

インフラ ノ ジュバク : コウキョウ ジギョウ ワ ナゼ メイソウ スルノカ

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注記

参考文献: p282-284

内容説明・目次

内容説明

戦後、経済発展のため、道路、ダム、鉄道、橋といったインフラ整備が闇雲に進められた。しかし、バブル崩壊後、その反動で公共事業は利権や腐敗の温床として「悪」と痛罵される。一方で、それらは老朽化し崩壊の危機にあり、早い対処が求められている。なぜ、インフラに関する議論は迷走してきたのか?一体、日本の公共事業はどうあるべきなのか?様々な証言をもとにして、日本の骨格をつくり上げたその歴史を読み解き、問題点を明確にする一冊。

目次

  • 第1章 生死をかけたダムをめぐる攻防(大規模災害が毎年続く呪われた戦後一五年間;内務省の官僚答弁から言質を引き出せ ほか)
  • 第2章 日本を造った道路の運命(東条英機が却下した壮大な道路計画;五〇年までは道路は壊滅状態 ほか)
  • 第3章 鉄道は希望か、悪夢か?(公益性と収益性の狭間で;発進時から人員過剰だった国鉄 ほか)
  • 第4章 公共事業叩きへの反動(なぜ「談合」はまかり通るのか;予算委員会に提出された割り振り表 ほか)
  • 第5章 インフラ危機をチャンスに(住民を混乱させる中間貯蔵施設;分断される地域 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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