絵画と受容 : クーザンからダヴィッドへ
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書誌事項
絵画と受容 : クーザンからダヴィッドへ
(フランス近世美術叢書, 2)
ありな書房, 2014.3
- タイトル別名
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Pictura et receptio : ex Cousin ad David
- タイトル読み
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カイガ ト ジュヨウ : クーザン カラ ダヴィッド エ
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注記
その他の著者: 望月典子, 栗田秀法, 小針由紀隆, 大野芳材, 船岡美穂子, 吉田朋子, 伊藤已令, 矢野陽子
監修解説: 大野芳材
企画構成: 石井朗
内容説明・目次
内容説明
頭脳的で観念的、しなやかに弧を描く曲線への愛着、異教の女神たちの官能的な姿態、イタリア人文主義に色濃く染められた難解な寓意表現、これらのフォンテーヌブロー派が切り拓いたフランス近世美術の誕生と展開の道程、クーザンからプッサンへ、ロランからヴァトーへ、シャルダンからフラゴナールへ、グルーズからダヴィッドへ、フランス近世美術の発展と精華を明らかにする!
目次
- プロローグ フランス精神の輝き—古典主義絵画の誕生
- 第1章 ジャン・クーザン“エヴァ・プリマ・パンドラ”
- 第2章 技芸が自然を助ける(Ars naturam adiuvans)—ニコラ・プッサン“エリエゼルとリベカ”
- 第3章 ニコラ・プッサン“四季”連作—その意味構造をめぐって
- 第4章 クロード・ロランとタッソ—“エルミニアと羊詞い”を考える
- 第5章 雅宴画の変容—ヴァトーからフラゴナールへ
- 第6章 シャルダン“オリーヴの壜詰め”—光と色彩の知性、静物画の革新
- 第7章 フラゴナール“サン・クルーの祭”
- 第8章 グルーズ事件—グルーズ“息子カラカラを叱責するセプティミウス・セウェルス帝”
- 第9章 ダヴィッドの歴史画—“ホラティウス兄弟の誓い”の造形を中心に
「BOOKデータベース」 より