日本のコモンズ思想
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日本のコモンズ思想
岩波書店, 2014.3
- タイトル読み
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ニホン ノ コモンズ シソウ
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注記
執筆者: 野本寛一, 田口洋美, 湯本貴和, 家中茂, 楜澤能生, 井原今朝男, 佐野静代, 伊藤康宏, 佐藤仁, 佐藤哲, 牧野光琢, 桑子敏雄
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
日本人は自然の恵みを利用する知恵を蓄積し、豊饒儀礼や祈りをふくむ文化的・社会的な慣行を育みながら、そのコモンズ思想を連綿と引きついできた。それはいかに生み出されたのか、それを支えた歴史的制度的な基盤は何であったのか、そしてそれは現代の日本社会にどのようなインパクトを与えるのか、重層的に掘り起こす。
目次
- 日本のコモンズ思想—新しい時代に向けて
- 第1部 コモンズはいかに生み出されたか(コモンズと自然;マタギの狩猟とカミの世界;里山とコモンズの世界 ほか)
- 第2部 コモンズはどう支えられてきたか(入会のガヴァナンス;中世における生業とコモンズ;中近世の「水辺」のコモンズ—琵琶湖・淀川のヨシ帯をめぐって ほか)
- 第3部 コモンズはいかなる役割を果たせるのか(知識を生み出すコモンズ—地域環境知の生産・流通・活用;コモンズとしての海洋生態系と水産業;コモンズ再生とエネルギー・コモンズのゆくえ)
「BOOKデータベース」 より