空間のために
著者
書誌事項
空間のために
月曜社, 2014.3
- タイトル別名
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For space
- タイトル読み
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クウカン ノ タメ ニ
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注記
参考文献: p402-421
原著(Sage, 2005)の全訳
内容説明・目次
内容説明
グローバリゼーションと排外主義は、なぜ共存しうるのか?時間を変化の次元として、そして空間を静的な次元として取り扱う西洋的な思考の伝統に異を唱え、ベルクソンや構造主義、ドゥルーズやデリダなどの時間/空間理解を批判的に検討するなかで、多様な歴史の軌跡の相互作用から構成され続けるものとして空間を理論化し、新自由主義的グローバリゼーションの現在を、場所をめぐる政治(先住民たちによる土地への権利主張、領土的なものをめぐる攻撃的排他主義、等々)を徹底的に考察する、新たなる地理学。
目次
- 第1部 舞台設定(はじまりのための命題)
- 第2部 見込みのない関連性(空間/表象;共時性の監獄 ほか)
- 第3部 空間的な複数の時間に生きる?(近代性の歴史を空間化する;瞬間性/深さのなさ ほか)
- 第4部 新たな方向づけ(空間の諸断面;場所のとらえどころのなさ ほか)
- 第5部 空間的なものの関係論的政治学(“ともに投げ込まれていること”—場所という出来事の政治学;空間と場所の原則などない ほか)
「BOOKデータベース」 より