マーニー教 : 再発見された古代の信仰
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書誌事項
マーニー教 : 再発見された古代の信仰
青土社, 2014.4
- タイトル別名
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Manichaeism : an ancient faith rediscovered
マーニー教 : 再発見された古代の信仰
- タイトル読み
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マーニーキョウ : サイハッケン サレタ コダイ ノ シンコウ
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注記
参考文献: 巻末pix-xxii
内容説明・目次
内容説明
イエス・キリストを教義の枢要な地位におくマーニー教は、ゾロアスターや仏教の要素を接取しつつ東西に拡散、「真のキリスト教」との自認のもとに一時は全ローマをマーニー化する勢いをしめしたが、その教勢も今日までにほぼ消滅、真の姿はいまだベールをかぶったままだ。後に「異端=マーニーの残党」とイメージされるほどの恐怖をキリスト教会に植え付けたマーニー教とはいかなる宗教だったのか?この古代の魅力的な宗教についてグノーシス研究の立場から考察し紹介する、絶好の入門書。
目次
- 第1章 マーニー教の再発見—論争と資料(新旧の論争;「他者」としてのマーニー教 ほか)
- 第2章 マーニーの「多様な」生涯(マーニー教のアイデンティティー形成における宗教的伝記;マーニーは不可知か? ほか)
- 第3章 マーニー教神学(1)—神学と文献(文献的使徒マーニー;「全ての秘義を青銅の碑版に記せ」—マーニーの福音の永続化 ほか)
- 第4章 マーニー教神学(2)—宇宙、祈祷、教会(マーニーの神話と聖職者;「不完全な序盤、弛緩した中盤、退屈な終盤」—神話の語り部マーニー ほか)
「BOOKデータベース」 より