冷戦とアメリカ : 覇権国家の文化装置
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冷戦とアメリカ : 覇権国家の文化装置
臨川書店, 2014.3
- タイトル読み
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レイセン ト アメリカ : ハケン コッカ ノ ブンカ ソウチ
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注記
参考文献: 各論末
文献解題: p369-377
年表: p379-391
収録内容
- 越境する「西部」 : GHQ日本民主化政策とアメリカ文学 / 鈴木紀子著
- ナショナリズムは女性ファンも抱きしめて : 『ローマの休日』と合衆国戦後外交 / 村上東著
- 福竜・アンド・ビヨンド : エドガー・A・ポオとニュークリア・シネマの政治学 / 塚田幸光著
- 精神操作技術とサイケデリアの文化 / 馬場聡著
- 生暖かい終末 : 冷戦作家ヴォネガット / 中山悟視著
- ティファニーで冷戦を : 『ティファニーで朝食を』における航空旅行の地政学 / 三添篤郎著
- 戯画化された冷戦 : トルーマン・カポーティの『詩神の声聞こゆ』と『ポーギーとベス』 / 遠藤容代著
- 冷戦下のカメレオン : トルーマン・カポーティの政治性再考 / 高野泰志著
- 南部農本主義者のリベラル・ナラティヴ / 越智博美著
- 冷戦知識人の誕生 / 齋藤博次著
- 誰もエドワード・サイードを読まない? : 批評理論と冷戦期のアメリカ文学 / 大田信良著
内容説明・目次
内容説明
なぜ、「アメリカは素晴らしい」のか—。冷戦期アメリカ—文化表象としてのフィクションは、政治、文壇、メディア、テクノロジーといかなる関係を結び、いかに自国を描いてきたのか。二十世紀アメリカの文化と思考の遺産をいま再検証する!
目次
- 第1章 私たちの冷戦文化受容—日本は覇権国家の大ファン(越境する「西部」—GHQ日本民主化政策とアメリカ文学;ナショナリズムは女性ファンも抱きしめて—『ローマの休日』と合州国戦後外交)
- 第2章 文化装置と冷戦の影(福竜・アンド・ビヨンド—エドガー・A.ポオとニュークリア・シネマの政治学;精神操作技術とサイケデリアの文化 ほか)
- 第3章 ティファニーで冷戦を—トルーマン・カポーティと覇権国家(ティファニーで冷戦を—『ティファニーで朝食を』における航空旅行の地政学;戯画化された冷戦—トルーマン・カポーティの『詩神の声聞こゆ』と『ポーギーとベス』 ほか)
- 第4章 つくられた世界文学—批評と学会における冷戦(南部農本主義者のリベラル・ナラティヴ;冷戦知識人の誕生 ほか)
「BOOKデータベース」 より