亡命ユダヤ人の映画音楽 : 20世紀ドイツ音楽からハリウッド、東ドイツへの軌跡

書誌事項

亡命ユダヤ人の映画音楽 : 20世紀ドイツ音楽からハリウッド、東ドイツへの軌跡

高岡智子著

ナカニシヤ出版, 2014.3

タイトル別名

20世紀ドイツ音楽からハリウッド、東ドイツへの軌跡

20世紀ドイツ音楽からハリウッド東ドイツへの軌跡

タイトル読み

ボウメイ ユダヤジン ノ エイガ オンガク : 20セイキ ドイツ オンガク カラ ハリウッド ヒガシドイツ エノ キセキ

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注記

参考文献: p301-315

内容説明・目次

内容説明

ナチの台頭を受け、アメリカに渡ったユダヤ人作曲家たち。彼らはハリウッドで映画音楽の基礎をつくりあげ、その一部は戦後東ドイツでアンチ・ハリウッドの映画音楽を築きあげた。その軌跡を追う。

目次

  • 序章 映画音楽はどこからやってきたのか?(ハリウッド映画音楽の起源;アンチ・ハリウッド映画音楽の起源)
  • 第1章 二〇世紀クラシック音楽の主流(戦間期ウィーンの音楽界とシェーンベルク;現代音楽を生んだ「ノイエ・ムジーク(新しい音楽)」論争;シェーンベルク教授のハリウッド)
  • 第2章 ハリウッド映画音楽の誕生—オペラからハリウッド映画音楽へ(後期ロマン派の「映画的」オペラ—コルンゴルト“死の都”とベルク“ルル”;トレーニングされたアメリカの聴衆;オペラから映画音楽へ—ハリウッド式モチーフという紋切型)
  • 第3章 芸術になった映画音楽—ワイマール共和国、ハリウッド、東ドイツ(映画音楽実験工房—音楽家デッサウの挑戦;ハリウッド映画産業と亡命作曲家たち—アドルノとアイスラー;社会主義下の「自由な」映画音楽制作)
  • 第4章 映画音楽はどこへ向かうのか?(ハリウッド式モチーフ;作曲家という職業;映画の音響)

「BOOKデータベース」 より

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