日本中世百姓成立史論

書誌事項

日本中世百姓成立史論

木村茂光著

吉川弘文館, 2014.5

タイトル別名

日本中世百姓成立史論

日本中世百姓成立史論

タイトル読み

ニホン チュウセイ ヒャクショウ セイリツシロン

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内容説明・目次

内容説明

中世における「百姓」身分はいかに成立したのか。解状・申状など上申文書の形式や身分呼称の変遷の分析と、国家的負担と民衆闘争とのせめぎ合いのなかから、「百姓」の成立過程を論じる。さらに、「御成敗式目」四二条を読み直し、百姓身分と百姓のイエの歴史的特質を考察。四半世紀にわたる研究の成果を集成し、新たな中世史像を展望する注目の書。

目次

  • 日本中世史像の現在
  • 補論 百姓身分論争
  • 1 住人等解と住人身分(成立期「住人等解」の性格について;成立期「住人等解」と「住人」;「住人等解」の基礎的考察;「住人」身分の成立と「公」性)
  • 2 百姓と百姓等申状(中世百姓の成立;「御成敗式目」四二条と中世百姓;「浪人招寄せ」・「移動の自由」と中世百姓;「百姓等申状」覚書)
  • 3 解と申状(平安前・中期における「解」の性格;申状の系譜)

「BOOKデータベース」 より

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