初期ルカーチ政治思想の形成 : 文化・形式・政治
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初期ルカーチ政治思想の形成 : 文化・形式・政治
小樽商科大学出版会 , 紀伊國屋書店 (発売), 2014.3
- タイトル別名
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文化形式政治
- タイトル読み
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ショキ ルカーチ セイジ シソウ ノ ケイセイ : ブンカ・ケイシキ・セイジ
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注記
文献目録: 巻末p1-16
人名索引: 巻末p17-19
2013年1月に早稲田大学大学院政治学研究科より学位を授与された博士論文「一九一〇 -- 二〇年代におけるルカーチ政治思想の形成 -- 文化・形式・政治」に修正を加えたもの。
内容説明・目次
目次
- 第1章 「文化」の問題:「文化戦争」から「文化革命」へ—ルカーチとジンメル(「西欧文明」と「ドイツ文化」の対立としての「文化戦争」;ジンメルにおける「文化戦争」の言説—「文化の悲劇」から「ドイツの内的変化」へ ほか)
- 第2章 「形式」の問題:ロマン主義批判と政治的形式—ルカーチとシュミット(ルカーチとシュミットの思想的関係—ロマン主義と政治的なもの;ロマン主義から政治的なものへ—マンハイム「保守主義的思考」を手がかりに ほか)
- 第3章 「倫理」の問題:市民性の没落の記念碑—ルカーチとTh.マン(Th.マンの「文化戦争」論における市民性と芸術のパラドクス—『魂と諸形式』と『非政治的人間の考察』;禁欲的職業倫理とロマン主義的生の乖離—市民性の没落と無形式性 ほか)
- 第4章 「悲劇」の問題:ルカーチの共産党入党の決断における倫理と政治(ルカーチにおける政治の自覚—倫理と政治の結合;道徳的問題としてのボルシェヴィズム—意志と信仰 ほか)
- 第5章 「革命」の問題:自由の創設と暴力—ルカーチとR.ルクセンブルク(政治的自由の再生としての革命—アレントの革命論;R.ルクセンブルクのボルシェヴィズム批判—自由による自由の創設 ほか)
「BOOKデータベース」 より