「徒然草」ゼミナール
著者
書誌事項
「徒然草」ゼミナール
(奈良女子大学文学部「まほろば」叢書, 第5巻)
かもがわ出版, 2014.3
- タイトル別名
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徒然草ゼミナール
- タイトル読み
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ツレズレグサ ゼミナール
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注記
執筆者: 鈴木広光, 鈴木小春, 高瀬智美, 田村美由紀, 福田さつき, 守田幸, 山下瑠璃
内容説明・目次
内容説明
吉田兼好の登場しない「徒然草」論って?言語表現そのものから「徒然草」を読み解く方法を提案。代表的伝本とされる烏丸本と正徹本を比較対照して、学生たちが読み解く「徒然草」の愉しさ。
目次
- 第1章 『徒然草』を「異文で読む」とは?(「春の行方も知らぬ」と「春の行方知らぬ」の比較から見えること)
- 第2章 語りと焦点化—その諸相(「そのかたも」と「そのかただに」;正徹本と烏丸本の異同とその解釈;「そらごと」を「かたる」ことについての語り;盛親僧都はどのように語られたのか?;『徒然草』第五十三段における「語り」—常縁本との比較から)
- 第3章 変容する語りの構造(“おぼつかなき”語り—第百四段に見る正徹本の言語的可能性;章段を超えるテクストの構造;演習を終えて)
「BOOKデータベース」 より