ポーランドに殉じた禅僧梅田良忠
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書誌事項
ポーランドに殉じた禅僧梅田良忠
平凡社, 2014.4
- タイトル別名
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ポーランドに殉じた禅僧梅田良忠
- タイトル読み
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ポーランド ニ ジュンジタ ゼンソウ ウメダ リョウチュウ
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注記
参考資料: p247-255
内容説明・目次
内容説明
テヘラン会談で、「ドイツが降伏した後、ソ連は対日参戦する」という機密を入手した日本人がいた。その男の名は、梅田良忠。ポーランド語をはじめとする外国語の達人である彼は、ある時は外交官として大物と渡り合い、またある時は特派員記者として戦地からリポートを送った。誰もが振り返るような美女を連れ、バイオリンを弾き、詩をものした男は、なぜ日本人でありながら、ポーランド人として死ぬことを願ったのか—。第二次大戦下の欧州で、インテリジェンスの世界に身を投じた男の波瀾に満ちた生涯。
目次
- 謎の人物
- 若き禅僧の旅立ち
- ポーランドに溶け込んだ日本人
- ブルガリア公使館付の広報官
- 「単なるスパイ」
- ウメダを監視下に置け
- クルロバという女
- グループB—ソフィアのポーランド人地下組織
- 特派員としての苦渋—記者として1
- テヘラン会談—記者として2
- 錯綜する人脈
- プロメテウス同盟
- 地下ポーランド情報機関と日本の協力
- 失意の帰国、そして敗戦
- 再生と死と
- 国境を越えた「連帯」
「BOOKデータベース」 より