1949年の大東亜共栄圏 : 自主防衛への終わらざる戦い

書誌事項

1949年の大東亜共栄圏 : 自主防衛への終わらざる戦い

有馬哲夫著

(新潮新書, 573)

新潮社, 2014.6

タイトル読み

1949ネン ノ ダイトウア キョウエイケン : ジシュ ボウエイ エノ オワラザル タタカイ

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注記

参考・引用文献: p245-253

内容説明・目次

内容説明

一九四九年、中国・山西省でまだ日本兵たちは戦っていた。彼らだけではない。帰国した大本営参謀、軍人や児玉誉士夫らは、「理想」の実現を諦めずに戦い続けていたのである。ある者はアメリカと手を結んで反共活動に身を捧げ、ある者は日本軍復活のために奔走し、ある者は政界工作に突き進んだ。その活動はいつしか、東アジア全体へと波及していく。CIA文書など発掘資料をふんだんに使いながら描く、戦後の裏面史。

目次

  • 第1章 敗れざる者たち—一枚目の絵
  • 第2章 国民党の参謀となった大本営参謀—二枚目の絵
  • 第3章 国防再建と秘密機関—三枚目の絵
  • 第4章 国粋主義者たちの祖国再建—四枚目の絵
  • 第5章 「国際義勇軍」と警察予備隊—大きな絵
  • 第6章 宇垣派を分裂させた朝鮮戦争—分かれていく絵
  • 第7章 遠ざかっていく自立自衛—絵にならなかった絵
  • 第8章 しのびよる戦後—フェードアウトする絵

「BOOKデータベース」 より

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