密かな愛の贈り物『初恋』 : 秘められたストーリーが語る真実
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書誌事項
密かな愛の贈り物『初恋』 : 秘められたストーリーが語る真実
群像社, 2014.5
- タイトル別名
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Первая любовь
密かな愛の贈り物初恋
- タイトル読み
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ヒソカナ アイ ノ オクリモノ『ハツコイ』 : ヒメラレタ ストーリー ガ カタル シンジツ
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注記
参考文献: p226-228
内容説明・目次
内容説明
十六歳の少年が初めて愛した年上の女性の恋の相手は少年の父だった—多くの人の心を揺さぶってきたツルゲーネフの小説『初恋』は、つらく切ないだけの恋物語なのか。これまで何度も翻訳されてきたが、『初恋』には見落とされ誤解されてきた多くのミステリアスな場面がある。これらの謎を究明しなければ本当の『初恋』を理解することはできない。作家が愛した小説に織り込まれた繊細な感情の綾を丹念にたどり、『初恋』の真のクライマックスを読み解く。
目次
- 謎に満ちた小説『初恋』
- ジナイーダが鞭打たれる場面の謎
- ザセーキン家の秘密
- ジナイーダと父ピョートル
- 父ピョートルに挑む息子ウラジーミル
- なぜ『初恋』はツルゲーネフが最も愛する作品になったのか?
- 密かな愛の贈り物—フランス語訳『初恋』
- 補遺(母ワルワーラ・ペトローヴナの妊娠事件について;父セルゲイ・ニコラーエヴィチの人物像および交遊関係について)
「BOOKデータベース」 より