マリリン・モンローの真実
著者
書誌事項
マリリン・モンローの真実
(扶桑社ミステリー, 0016-0017)
扶桑社, 1988.7
- 上
- 下
- タイトル別名
-
Goddess
女神--マリリン・モンロー
- タイトル読み
-
マリリン モンロー ノ シンジツ
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注記
記述は第3刷 (1990.4) による
「女神--マリリン・モンロー」 (サンケイ出版 1987年刊) の改題
マリリン・モンロー略年譜: 下, p429-433
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784594003159
内容説明
1962年8月4日、土曜日深夜、マリリン・モンローに何かが起きた。翌日未明、家政婦からの通報で発見されたモンローの全裸死体は、物言わぬ受話器を固く握りしめていた。直接の死因は睡眠薬の大量服用—はたして単純な事故死か、自殺か、それとも殺人か。謎を追って精力的な取材活動をつづける著者アンソニー・サマーズは、ついに驚天動地の新事実につきあたる。当日夜、モンローの自宅に極秘裏に救急車が呼ばれ、彼女はサンタモニカ病院へ運ばれてそこで息を引きとったというのだ。しかも危篤状態のモンローを発見したのは家政婦ではなく、時の司法長官で大統領の弟ロバート・ケネディだった。全米を衝撃の渦に巻込んだ迫真のノンフィクション。上巻は二度にわたる結婚と破綻を中心に、悲劇の前兆を予感させるモンローのキャラクターを巧みに描く。
目次
- 第1部 蠍の土地に(心の奥底;幻想の背景;「モンロー」誕生;女優への道;恋;ヌード・カレンダー・スキャンダル)
- 第2部 ディマジオの悲劇(トップ女優;『帰らざる河』;破局;嫉妬)
- 第3部 破婚—傷心(開花の年;演技派としての評価;アーサー・ミラーとの結婚;神経症;不倫—イヴ・モンタン;ミラーとの別れ)
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784594003166
内容説明
セックス・シンボルとして絶頂を極め、華麗なる男性遍歴を重ねてきたマリリン・モンローも、フランク・シナトラ、そしてケネディ大統領と接近するに及んで身辺に黒い影が落ちてくる。巷間伝えられるイメージとしは裏腹に、大統領のジョン・F、司法長官のロバートの女性癖は大胆だった。彼らはあえて隠そうともせず、兄弟でモンローと関係していく。このことはケネディを憎むマフィアに格好の攻撃材料を与えることになった。ようやく危機に気づいたロバート・ケネディが手を打とうとした時にはすでに遅く、情緒不安定で薬漬けのモンローは別れ話に素直に応じる理性を持ちあわせていなかった。—著者渾身のノンフィクション、いよいよ悲劇のクライマックス。
目次
- 第4部 マリリンとケネディ兄弟(ケネディ家の性的伝統;シナトラの影;マフィアの脅迫;ロバートとの情事;大統領の危機;盗聴;兄弟との別離)
- 第5部 燭は燃えつきて(眠れない一夜;最期の日;偽装捜査;検死;捜査終了;通話記録;隠蔽;暴かれた真実)
- 第6部 時は過ぎゆく
- 終幕 いくたびか夏は過ぎて
「BOOKデータベース」 より