模索する美学 : アヴァンギャルド社会思想史

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模索する美学 : アヴァンギャルド社会思想史

塚原史著

論創社, 2014.6

タイトル読み

モサク スル ビガク : アヴァンギャルド シャカイ シソウシ

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内容説明・目次

内容説明

思想的提案としてのアヴァンギャルドは、今なお存在できるのか!?因襲への「反逆」と「切断」を試みた思想家たちの企てを通じ、真の新しさを追求する思想と芸術の前衛の可能性を「模索」する。

目次

  • 第1部 「新しさ」の美学を模索する—模倣、流行、シミュラークル(「新しさ」という習慣—アポリネール、三木清、タルド;モード、死の誘惑、錬金術—ベンヤミン、レオパルディ、バルザック;「新しさ」の記号論—バルト、ボードリヤール、今村仁司;アヴァンギャルド「猿」の逆説—寺山修司、倉橋由美子、ブルトン、ツァラ)
  • 第2部 ボードリヤールの思想を模索する(消費社会論と「悪」の思想—『消費社会の神話と構造』から『悪の知性』へ;消費社会と現代アート—『芸術の陰謀』の意味するもの;ボードリヤールとヌーヴェル—建築と哲学の対話;ボードリヤールと社会学の終わり—遺稿集解読;ボードリヤール×塚原史対論—システムの終末へのカウントダウン)
  • 第3部 暴力論の系譜を模索する(ソレル『暴力論』再考;ジョルジュ・ソレルと今村仁司—今村暴力論の射程;一九四〇年の「消滅」—ベンヤミンとコジェーヴをめぐる仮説;詩人たちの「名誉」と「不名誉」—第二次世界大戦とフランス文学)

「BOOKデータベース」 より

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