近代東アジア史のなかの琉球併合 : 中華世界秩序から植民地帝国日本へ
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近代東アジア史のなかの琉球併合 : 中華世界秩序から植民地帝国日本へ
岩波書店, 2014.6
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キンダイ ヒガシアジアシ ノ ナカ ノ リュウキュウ ヘイゴウ : チュウカ セカイ チツジョ カラ ショクミンチ テイコク ニホン エ
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注記
琉球併合関係年表: 巻末p9-13
索引あり
内容説明・目次
内容説明
広範な史料・文献を渉猟し、「琉球藩設置」の歴史的真意を解明。台湾出兵との因果関係に関する従来の謬説を糺す。併合する側の視点と併合される側の視点を往還する複眼的考察に立ち、琉球および朝鮮の併合という「二つの併合」の類比性と関連性に着目。東アジアの伝統的中華世界秩序の衰退から植民地帝国日本の擡頭への新旧交替という大きな脈絡から、中国・朝鮮・台湾・日本を見渡す視野のなかに「琉球併合」の史実を据えた画期的研究。
目次
- 第1章 近世東アジアのなかの琉球王国
- 第2章 琉球藩王冊封とその歴史的意味
- 第3章 征韓論政変と台湾出兵
- 第4章 「琉球藩処分」の本格化から強制併合へ
- 第5章 近代東アジア史のなかの二つの併合
- 補論 喜舎場朝賢と『琉球見聞録』
「BOOKデータベース」 より