法医昆虫学者の事件簿
著者
書誌事項
法医昆虫学者の事件簿
(草思社文庫)
草思社, 2014.6
- タイトル別名
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A fly for the prosecution
- タイトル読み
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ホウイ コンチュウ ガクシャ ノ ジケンボ
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注記
「死体につく虫が犯人を告げる」(2002年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
虫たちは誰よりも早く殺人事件を嗅ぎつける。彼らは驚くべきスピードで死体を発見し、卵を産みつける。法医昆虫学者の捜査は殺人現場に乗り込み、死体につく虫を丹念に採集することから始まる。採取した昆虫と、土地の生態系、気候条件を重ね合わせることで、犯行時期や現場を探り当てることができるのだ。昆虫学者だった著者が豊富な知識と洞察力を駆使し、法廷における「法医昆虫学」を確立するまでを、解決へと導いてきた数々の殺人捜査の事例とともに語り明かす。
目次
- プロローグ 一九八四年、ホノルル
- 昆虫学者、死体と出会う
- 虫の証拠を読み解く方法
- 腐乱死体を研究する
- ハエはすばやく事件を嗅ぎつける
- 乾いた死体を好む虫たち
- 死体が覆い隠された場合
- ハチ、アリのたぐい
- 海上の死体、吊り下げられた死体
- 殺虫剤と麻薬の影響
- つらすぎる仕事
- 証言台の昆虫学者
- 法医昆虫学を認めさせる
- 新しい挑戦
「BOOKデータベース」 より