悲劇のヴィジョンを超えて : 一九世紀におけるアイデンティティの探求

書誌事項

悲劇のヴィジョンを超えて : 一九世紀におけるアイデンティティの探求

モース・ペッカム著 ; 高柳俊一, 野谷啓二訳

(SUPモダン・クラシックス叢書)

Sophia University Press 上智大学出版 , ぎょうせい (発売), 2014.6

タイトル別名

Beyond the tragic vision : the quest for identity in the nineteenth century

タイトル読み

ヒゲキ ノ ヴィジョン オ コエテ : ジュウキュウセイキ ニオケル アイデンティティ ノ タンキュウ

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内容説明・目次

内容説明

ゲーテ、ワーズワス、コンスタブル、ベートーベン、ショーペンハウアー、ワーグナーら、19世紀西欧の芸術家・思想家約40名の代表的な作品を取り上げて論評。ロマン主義から世紀末の審美主義にいたる諸芸術の変遷、ニーチェ登場に至る19世紀文化思想史の実相を描く名著、待望の邦訳登場!

目次

  • 序論 歴史家の問題
  • 第1部 古代思考の終焉(規範と文化;楽園と永遠 ほか)
  • 第2部 疎外されたヴィジョン(自我の発見—ゲーテ、カント;探求者・一—バイロン、スタンダール ほか)
  • 第3部 英雄的な贖い主(価値なき世界—ベートーベン、カント、ヘーゲル、ショーペンハウアー;超越的な権威—カーライル、バルザック、スコット ほか)
  • 第4部 幻影と実在(困難に直面する超越主義—ディズレリ、カーライル、バルザック;挫かれた英雄 ほか)
  • 第5部 様式と価値(アイデンティティと人格—ワーグナー、スウィンバーン、ワイルド、モロー;アイデンティティと様式—ブラームス、マラルメ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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