江國香織を読む : ふてぶてしくも豪奢な美と愛
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江國香織を読む : ふてぶてしくも豪奢な美と愛
廣済堂出版, 2014.7
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エクニ カオリ オ ヨム : フテブテシクモ ゴウシャナ ビ ト アイ
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Description and Table of Contents
Description
イマジネーションが現実を支配するワンダーランドの奇跡—。デビュー作「桃子」、初期代表作『きらきらひかる』、直木賞受賞作『号泣する準備はできていた』、長編傑作『抱擁、あるいはライスには塩を』など、江國作品の魅力に迫る。
Table of Contents
- 父と娘—「桃子」「草之丞の話」「409ラドクリフ」
- 女流作家の宿命—『きらきらひかる』
- 「ごっこ」の世界に生きる母と娘—『神様のボート』
- 婚姻という理不尽な罠—『赤い長靴』
- 甘美きわまる危険な崩落—『ウエハースの椅子』
- 帽子と、きゅうりと、数字の「2」の成長物語—『ホテルカクタス』
- 現場に戻らない犯罪者—『号泣する準備はできていた』
- 享楽主義をモットーとする家訓の邪な蠱惑—『思いわずらうことなく愉しく生きよ』
- 荒野を行く高貴な兄弟—『間宮兄弟』
- 「HAPPY FEW」の甘美な戒律—『がらくた』
- 不倫という逸脱の肯定—『真昼なのに昏い部屋』
- 凋落のシンボルに変容した合い言葉—『抱擁、あるいはライスには塩を』
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