書誌事項

源氏物語の作風

清水好子著

(清水好子論文集 : 武蔵野書院創立95周年記念出版 / 清水好子著 ; 山本登朗, 清水婦久子, 田中登編, 第1巻)

武蔵野書院, 2014.8

タイトル読み

ゲンジ モノガタリ ノ サクフウ

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注記

清水好子略歴: p359-363

内容説明・目次

内容説明

源氏物語と紫式部の研究において、清水好子氏(1921〜2004年)の功績は大きい。源氏物語のみならず、女性学や歴史・文化に関わる幅広い活動と著作がある。今回はその中から、現在では入手困難になってしまった選りすぐりの学術論文にテーマを絞り三巻にまとめ、源氏物語関係の論文を年代順にして第一巻と第二巻に収めた。

目次

  • 物語の文体
  • 源氏物語の作風1
  • 源氏物語の俗物性について
  • 薫創造
  • 源氏物語絵画化の一方法—『源氏物語絵詞』紹介
  • 絵合の巻の考察—付、河海抄の意義
  • 源氏物語の女性—后たち
  • 源氏物語執筆の意義—日本文学史の一章として
  • 作中人物論
  • 源氏物語の文体1—時間の処理について
  • 文体
  • 源氏物語の文体2—その遠近法
  • 源氏物語の作風2—その場面描写について
  • 源氏物語の作風3—遠景の薫
  • 源氏物語の人間と自然—夕映えの人
  • 音読論・文体論
  • 物語文学—歌による理解
  • 源氏物語の主題と方法—若菜上・下巻について
  • 源氏物語における準拠

「BOOKデータベース」 より

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