黒澤明と小林秀雄 : 「罪と罰」をめぐる静かなる決闘

書誌事項

黒澤明と小林秀雄 : 「罪と罰」をめぐる静かなる決闘

高橋誠一郎著

成文社, 2014.7

タイトル別名

黒澤明と小林秀雄 : 罪と罰をめぐる静かなる決闘

タイトル読み

クロサワ アキラ ト コバヤシ ヒデオ : 「ツミ ト バツ」 オ メグル シズカナル ケットウ

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注記

小林秀雄関連の参考文献: p286-287

黒澤明・小林秀雄関連年表: p292-302

内容説明・目次

内容説明

なぜ映画“夢”は、フクシマの悲劇を予告しえたのか。1956年12月、黒澤明と小林秀雄は対談を行ったが、残念ながらその記事が掲載されなかったため、詳細は分かっていない。共にドストエフスキーにこだわり続けた両雄の思考遍歴をたどり、その時代背景を探ることで「対談」の謎に迫る。

目次

  • 序章 「シベリヤから還つた」ムィシキン—小林秀雄のドストエフスキー論と黒澤明
  • 第1章 映画“白痴”の魅力と現代性—戦争の「記憶」と洞察力
  • 第2章 映画“生きものの記録”と長編小説『死の家の記録』—知識人の傲慢と民衆の英知
  • 第3章 映画“赤ひげ”から“デルス・ウザーラ”へ—『白痴』のテーマの深化
  • 第4章 映画“夢”と長編小説『罪と罰』—知識人の「罪」と自然の「罰」

「BOOKデータベース」 より

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