小林秀雄とその戦争の時 : 『ドストエフスキイの文学』の空白
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小林秀雄とその戦争の時 : 『ドストエフスキイの文学』の空白
新潮社, 2014.7
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小林秀雄とその戦争の時 : ドストエフスキイの文学の空白
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コバヤシ ヒデオ ト ソノ センソウ ノ トキ : 『ドストエフスキイ ノ ブンガク』ノ クウハク
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『ドストエフスキイの文学』関連年表: p12-16
Description and Table of Contents
Description
自ら従軍記者を志願してまで、あの「戦争の時」に深く食い入り、かつて、ドストエフスキーが触知せざるを得なかった「時代」への苦悶に、まざまざと感応した小林秀雄—。中原中也、保田與重郎、武田泰淳、等々の周到な「補助線」を引きながら、文学の徒として「書く」ことの切実な「実存」を精緻に析出させてゆく長編論考。
Table of Contents
- 序章 回帰する一八七〇年代—「「悪霊」について」
- 第1章 一九三八年の戦後—「杭州」と「蘇州」
- 第2章 日本帝国のリミット—「満洲の印象」
- 第3章 世界最終戦争と「魂の問題」—「「カラマアゾフの兄弟」」
- 第4章 「終戦」の空白—『絶対平和論』と「マチウ書試論」
- 第5章 戦後日本からの流刑—「「罪と罰」について」
- 第6章 復員者との対話—『野火』と『武蔵野夫人』
- 終章 戦後日本への復員—「「白痴」について」
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