江戸の貧民
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江戸の貧民
(文春新書, 992)
文藝春秋, 2014.8
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エド ノ ヒンミン
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Description and Table of Contents
Description
“「世界のどこにもない社会」の日常を、寸描してみたい”。都市機能が充実し、独自の文化を醸成した江戸に暮らした数々の「貧民」たち。差別にあいながらも、直向きに生きた弾左衛門や車善七、香具師たちの生態を克明に描き出す!「帝都」「中世」に続く「貧民」シリーズ第3弾。
Table of Contents
- 第1章 水難のエルドラド(湿原に伸びる舌状のほそい道;エルドラド浅草の誕生;日本堤と山谷堀)
- 第2章 なぜ浅草弾左衛門か(浅草新町の出現;穢れと清めのパラドックス;自家撞着の武士;弾左衛門屋敷訪問;鎖国と牛馬解体;灯芯専売と白山神社;猿飼とペアを組むわけ)
- 第3章 膨大な勢力の車善七(仕置場はどこにあったか;車善七居宅訪問;あでやかな非人の女;貧民の病院;市井の非人、在方の非人)
- 第4章 乞胸や願人、そして虚無僧(奥山の芸人たち;乞胸専業の芸目;武士も食わねば;山崎町ぐれ宿と寄席;踊る願人坊主;ニヒルな虚無僧)
- 第5章 香具師の愛敬(多種多芸の大所帯;寛政の改革と浅草寺;愛敬のレパートリー;人気抜群、松井源水独楽回し;貧民の帝都へ;生き残る三寸と神農;まとめ—江戸の貧民と現代の貧民)
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