恵恵 : 日中の海を越えた愛
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恵恵 : 日中の海を越えた愛
文藝春秋, 2014.6
- タイトル読み
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フィーフィー : ニッチュウ ノ ウミ オ コエタ アイ
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著者の肖像あり
年表: 巻末
内容説明・目次
内容説明
北京で最初の反日暴動が起きた2004年のクリスマス。美しい関西学院大学のキャンパスで、ある日本人の青年と中国からの女子留学生が出会う。キャンパスに集う大勢の中から互いをみつけた二人は恋におちる。恵恵が自身の乳がんに気付いたのは、二カ月後にその日本人の青年、健太との結婚を控えていた時のこと。健太はこれまで一度も訪れたことのなかった北京に、たった一人で文字通り飛んでいく。日中間がもっとも厳しかった七年間、困難を乗り越え共に生きた二人と日中ふたつの家族、その真実の物語—。
目次
- その日、恵恵を見つけた—健太の手記1
- 「関係は待っていても良くはならない」—健太の手記2
- 日本人の青年と出会った娘—母親の手記1
- 日本を離れる決断—健太の手記3
- 卒業式—母親の手記2
- 日本での婚約の儀式—母親の手記3
- 「私たちは全てを隠さず話さなくてはならないの」—健太の手記4
- 「お母さん、ここを触ってみて」—母親の手記4
- 北京での手術—健太の手記5
- 結婚式をキャンセル—健太の手記6〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より