井伏鱒二と戦争 : 『花の街』から『黒い雨』まで

書誌事項

井伏鱒二と戦争 : 『花の街』から『黒い雨』まで

黒古一夫著

彩流社, 2014.7

タイトル別名

井伏鱒二と戦争 : 花の街から黒い雨まで

タイトル読み

イブセ マスジ ト センソウ : 『ハナ ノ マチ』カラ『クロイ アメ』マデ

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注記

本書で使用した文献: p212-217

内容説明・目次

内容説明

被爆者の悲しみを静かに訴えかける『黒い雨』…。日本占領下(シンガポール)の庶民の日常を描いた『花の街』…。「庶民」の思想によって「戦争」に対峙した文学者の生き方は、「戦争をする国」が蔓延しだした現代にこそ、多くのことを示唆している。

目次

  • 序 今なぜ井伏鱒二と戦争なのか
  • 第1章 瞋恚を胸に、「書くこと」に徹す—「戦争」への処し方(1)
  • 第2章 『花の街』から『遙拝隊長』へ—「戦争」への処し方(2)
  • 第3章 『徴用中のこと』が孕むもの—「戦争」への処し方(3)
  • 第4章 戦時下の「日常」—「戦争」への処し方(4)
  • 第5章 「庶民=常民」の目線—戦中から戦後へ、その「揺るがぬもの」
  • 第6章 原爆文学としての『黒い雨』
  • 第6章補論 『黒い雨』盗作説を駁す—捏造される文学史
  • 第7章 井伏鱒二と原発—戦後文学史の中で

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB16388209
  • ISBN
    • 9784779120343
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    221, 6p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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