出使日記の時代 : 清末の中国と外交
著者
書誌事項
出使日記の時代 : 清末の中国と外交
名古屋大学出版会, 2014.8
- タイトル読み
-
シュッシ ニッキ ノ ジダイ : シンマツ ノ チュウゴク ト ガイコウ
大学図書館所蔵 件 / 全144件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
出使日記関連史料総目録: p339-420
文献目録: 巻末p30-39
清朝在外公館員表(1877-94): 巻末p40-84
内容説明・目次
内容説明
イギリス、ロシア、アメリカなど欧米に派遣された常駐公使が、途上や任地での見聞・交渉と、変動する本国のはざまで記した「出使日記」。中国外交形成期の在外公館というプリズムを通して、日本を含む各国の状況や国際関係、そして中国の政治・社会・思想の姿が鮮やかに浮かび上がる。
目次
- 総論 常駐公使と外交の肖像—清末における在外公館と出使日記
- 第1部 使節の旅立ち(西洋と中国—郭嵩〓(とう)『使西紀程』;華夏と夷狄—劉錫鴻『英〓(よう)私記』 ほか)
- 第2部 出使の転換(出使日記の成長—曾紀澤『曾侯日記』の分析;駐欧公使曾紀澤とロシア—『金〓(よう)籌筆』を読む)
- 第3部 出使と変法(駐米公使張蔭桓と清末の対外関係—『三洲日記』よりみた;薛福成の外交構想—各種日記の比較を通じて ほか)
- 第4部 出使日記の背後で(日本を記す—日記と公使と部下たち;調査から外交へ—「随員日記」の研究 ほか)
「BOOKデータベース」 より