数えずの井戸
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数えずの井戸
(角川文庫, 18708 ; [き26-13])
KADOKAWA, 2014.8
- タイトル読み
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カゾエズ ノ イド
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注記
関連文献: p730-731
参考文献: p731
内容説明・目次
内容説明
不器用さゆえか奉公先を幾度も追われた末、旗本青山家に雇われた美しい娘、菊。何かが欠けているような焦燥感に追われ続ける青山家当主、播磨。冷たく暗い井戸の縁で、彼らは凄惨な事件に巻き込まれる。以来、菊の亡霊は夜な夜な井戸より涌き出でて、一枚二枚と皿を数える。皿は必ず—欠けている。足りぬから。欠けているから。永遠に満たされぬから。無間地獄にとらわれた菊の哀しき真実を静謐な筆致で語り直す、傑作怪談!
「BOOKデータベース」 より