ニコラウス・クザーヌスとその時代
著者
書誌事項
ニコラウス・クザーヌスとその時代
知泉書館, 2014.8
- タイトル別名
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Nikolaus von Kues in seiner Zeit
ニコラウスクザーヌスとその時代
- タイトル読み
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ニコラウス クザーヌス ト ソノ ジダイ
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注記
年表: p147-150
文献: p151-153
内容説明・目次
内容説明
富裕な商人の子ニコラウス・クザーヌス(1401‐64)は、中世と近世の転換期に生きた人物である。彼はパドヴァに遊学して法学博士となり、そこで芽吹き始めたルネサンス運動と多くの知友に巡り合った。クザーヌスのみならず広範な中世哲学の業績を踏まえた碩学による独創的で含蓄ある叙述は、多岐にわたる著作と生涯の関係、さらに思想史的な文脈にまで及び、中世から近世の研究者、初学者から専門家まで、必読のクザーヌス入門。
目次
- 誕生と金
- さまざまな関係
- 最初の企て
- 理念の取引所バーゼル—『普遍的協和について』
- 教皇使節団
- 知ある無知—『知ある無知』
- 遍歴時代新たな思想—『推測について』他
- マルケでの休息時間—『知恵・精神・秤の実験に関する無学者の対話』
- トルコ人との戦争と永続的な平和—『信仰の平和』
- 人は神を観ることができるのか—『神を観ることについて』『緑柱石』
- 認識の確信と教会の堕落—『可能現実存在』『相等性について』『非他なるもの』『知恵の狩猟』『テオリアの最高段階について』
- トーディにおける最後
- クザーヌスの世紀
「BOOKデータベース」 より