建築家とファシズム : イタリアの建築と都市1922-1944

書誌事項

建築家とファシズム : イタリアの建築と都市1922-1944

ジョルジョ・チゥッチ著 ; 鹿野正樹訳

鹿島出版会, 2014.9

タイトル別名

Gli architetti e il fascismo : architettura e città, 1922-1944

タイトル読み

ケンチクカ ト ファシズム : イタリア ノ ケンチク ト トシ 1922-1944

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注記

原著 (Einaudi , 1989) の全訳

参考文献: p15-16

内容説明・目次

内容説明

ムッソリーニ政権誕生から内戦の終息まで、約二〇年におよぶイタリア建築界の著しい変転を描く。トリーノ、ミラーノ、ローマの三都市を中心に勃興した合理主義建築の流れは、政治、建築、アカデミズムが入り乱れ、大きなうねりのなかでやがて衰退をたどる。ファシズム政権下で建築家たちはいかなるメッセージを発したのか。全体主義と建築の動勢をつぶさに綴った通史的モノグラフの決定版、待望の邦訳。

目次

  • 1 都市の形態としての建築物と地域のためのモデルとしての都市計画
  • 2 一九二〇年代のトリーノ—「生活の断片」の質と株式会社の合理性
  • 3 一九二〇年代のミラーノ—専門職としての文化と「建築の行動隊主義」
  • 4 「ローマでは、他のどこよりも建築活動が盛んである」
  • 5 合理主義のふたつの展覧会
  • 6 「建築、国家の芸術」
  • 7 コンペティションの時節
  • 8 展覧会のための建築—一九三三年と一九三六年のトリエンナーレ
  • 9 都市計画—国家の芸術と社会的計画のあいだ
  • 10 最初の結論—E42

「BOOKデータベース」 より

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