明治国体論に抗して
著者
書誌事項
明治国体論に抗して
(中公文庫, [ま-44-4] . 評伝北一輝 / 松本健一著||ヒョウデン キタ イッキ ; 2)
中央公論新社, 2014.8
- タイトル別名
-
北一輝 : 評伝
- タイトル読み
-
メイジ コクタイロン ニ コウシテ
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注記
岩波書店 (2004年刊) を底本としたもの
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
明治三九年、二三歳の北は、「東洋のルソー、明治の頼山陽出づ」と自讃する大著『国体論及び純正社会主義』を刊行。河上肇の絶讃をはじめ反響は大きかったが、天皇制批判等で即発禁。雌伏を余儀なくされる中、幸徳秋水ら社会主義者、宮崎滔天、中国人革命家と交流。大逆事件では取調べを受けた。辛亥革命勃発の報を受け、二八歳の秋、大陸へ渡った。
目次
- 第1章 中央への挑戦(冬の海;上野帝国図書館 ほか)
- 第2章 『国体論及び純正社会主義』の思想(「社会主義の経済的正義」;精神的貴族主義者 ほか)
- 第3章 革命と亡命と(世間沸騰;発禁ならびに印本差押え ほか)
- 第4章 シナ革命にむけて(宋教仁との結合;彼方のシナ革命 ほか)
「BOOKデータベース」 より