「格差の時代」の労働論 : ジョン・ロールズ『正義論』を読み直す
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「格差の時代」の労働論 : ジョン・ロールズ『正義論』を読み直す
(いま読む!名著)
現代書館, 2014.9
- タイトル別名
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格差の時代の労働論 : ジョンロールズ正義論を読み直す
- タイトル読み
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「カクサ ノ ジダイ」ノ ロウドウロン : ジョン ロールズ『セイギロン』オ ヨミナオス
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注記
参考文献: p236-243
読書案内: p244-245
内容説明・目次
内容説明
一九七一年に出版されたジョン・ロールズ『正義論』は、二〇世紀政治哲学の名著であるだけでなく、近年のテレビや出版におけるサンデル『白熱教室』での正義論ブームの中で新たな注目を浴びている。本書は、そんな大著を先導役にしながら、仕事、結婚、家庭、教育などいくつもの格差が循環的に絡まりあう現代の「格差社会」で働くことの意味を考えていく。ヘーゲルなどを参照した哲学・倫理学的熟考を出発点とし、ロールズの構想していた「財産所有の民主制」という社会政策の検討を経由しながら、最後は本書なりの「正しい労働」を導き出していく。
目次
- 序章 「格差の時代の正義論—働かないのは不正義なのか?」
- 第1章 ロールズ『正義論』の提示した問題の重要性とその背景
- 第2章 『正義論』を取り巻く思想潮流
- 第3章 「格差」と正義論—ロールズならどう考えるか
- 第4章 『正義論』と労働
- 終章 ロールズの正義論は現代社会で有効なのか?
「BOOKデータベース」 より