路地裏の資本主義
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路地裏の資本主義
(角川SSC新書, 231)
KADOKAWA, 2014.9
- タイトル読み
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ロジウラ ノ シホン シュギ
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注記
参考・引用文献: p228-230
内容説明・目次
内容説明
もっとも広く世界で採用された資本主義だが、今や穏健で理想的なシステムというより、格差を拡大させながら、地球規模で迷走し始めた暴力的な収奪システムに変貌しつつあると言えよう。資本主義は何処へ行こうとしているのか。それとも、資本主義に代わりうる経済システムが構想されるのか。会社経営の実業家としての顔だけではなく、喫茶店店主として働き始めた著者が商店街や路地裏を歩きながら、身近な経済を通してわたしたち現代社会の問題点と将来のあり方を考察していく。
目次
- 第1章 資本主義のまぼろし(そもそも、資本主義とは何なのか;貨幣信仰と自然の慎み深さについて ほか)
- 第2章 路地裏の資本主義(借金まみれの資本主義;厚顔無恥な人々 ほか)
- 第3章 国民国家の終わりと、株式会社の終わり(フィクションとしての株式会社;始まったものは必ず終わる ほか)
- 第4章 “猫町”から見た資本主義(都会の中のローカルな場所;猫との対話 ほか)
- 第5章 銭湯は日本経済を癒せるのか(公共の生活空間;銭湯が消えて、マンションが建った ほか)
「BOOKデータベース」 より