昭和文学の位相1930-45

書誌事項

昭和文学の位相1930-45

佐藤義雄著

雄山閣, 2014.9

タイトル別名

昭和文学の位相1930-45

昭和文学の位相 : 1930-45

タイトル読み

ショウワ ブンガク ノ イソウ 1930-45

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注記

略年表: p437-443

参考文献: p448-455

内容説明・目次

内容説明

昭和10年代文学への真摯な眼差し、著者積年の考察による、待望の論集!“転向”の時代から“戦時”へ、懊悩し、苦闘する作家群像。その精神ドキュメントを追う。

目次

  • 序章 一九四〇 池袋—小熊秀雄と中野重治
  • 第1部 プロレタリア文学の行方(三好十郎『斬られの仙太』の周辺;転向文学の構造—「白夜」と「村の家」;丈高い青春—中野重治『歌のわかれ』;本多秋五『転向文学論』)
  • 第2部 島木健作(初期短編小説;『生活の探求』の思想;晩年への歩み)
  • 第3部 井伏鱒二と太宰治(飛翔する大鷲—井伏鱒二戦中下の“社会”;「なつかしき現実」—井伏文学一九四〇年前後;井伏鱒二漂流者の理想;〓(うん)醸された別個の物語—太宰治「お伽草紙」をめぐって;「わたくしのさいかく」—太宰治「吉野山」)
  • 終章 一九四〇 堀辰雄—古典受容の位相

「BOOKデータベース」 より

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