マナーと作法の人間学
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マナーと作法の人間学
東信堂, 2014.9
- タイトル読み
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マナー ト サホウ ノ ニンゲンガク
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注記
引用・参考文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
人間学の視点が捉えたマナーや作法からは、もっぱら社会的視点から見たそれとは異なる、新たな光景が見えてくる。本書は、人間の内奥から立ち上がってくる、社会的関係には回収できないこの「法外な事象」を包括的に考察し、マナー・作法の根源に迫る本格的研究であるとともに、それらが含み持つ宗教的、美的、遊戯的等の特性を現代の眼で捉え直すことを通じて、マナー・作法の慣習的・保守的性格を超え出る可能性を追求した新研究である。
目次
- 第1章 マナーと礼儀作法の人間学の再定義に向けて—儀礼論から贈与論へ
- 第2章 近代西洋社会におけるマナーと社交性
- 第3章 あいさつと超越性—祈りとしてのあいさつのために
- 第4章 世界市民の作法としての歓待と弔いのマナー—和辻哲郎の「土下座」を通して
- 第5章 マナーと礼儀作法による「公共の場」の創生
- 第6章 中学校におけるマナー問題と「粋(いき)」
「BOOKデータベース」 より