猫の古典文学誌 : 鈴の音が聞こえる

Bibliographic Information

猫の古典文学誌 : 鈴の音が聞こえる

田中貴子 [著]

(講談社学術文庫, [2264])

講談社, 2014.10

Other Title

鈴の音が聞こえる : 猫の古典文学誌

Title Transcription

ネコ ノ コテン ブンガクシ : スズ ノ ネ ガ キコエル

Note

原本は『鈴の音が聞こえる : 猫の古典文学誌』(2001年, 淡交社)、文庫化にあたり加筆・訂正を行った

叢書番号はブックジャケットによる

参考文献: p209

本書で取り上げた「猫」の文献資料: p210-212

Description and Table of Contents

Description

『源氏物語』『枕草子』では舶来ブランド品、『徒然草』では「ねこまた」、あるいは禅僧の伴侶となり、あるいは民家でねずみ退治をし、秀吉の朝鮮出兵に従軍もすれば、芭蕉にはその恋を詠まれた、猫。日本の古典文学に「描かれてきた猫」を丹念に読み直す。猫の図版も多数採録。漱石『吾輩は〜』の猫に関するエッセイを、文庫版付録として新たに収めた。

Table of Contents

  • 第1章 「猫」という文字はいつ頃から使われたか
  • 第2章 王朝貴族に愛された猫たち
  • 第3章 ねこまた出現
  • 第4章 金沢文庫の猫
  • 第5章 猫を愛した禅僧たち
  • 第6章 新訳『猫の草子』
  • 第7章 猫神由来
  • 第8章 江戸お猫さまの生活
  • 第9章 描かれた猫たち
  • 付録 漱石先生、猫見る会ぞなもし

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