自由・民権・平和 : 日本近代史研究と私
著者
書誌事項
自由・民権・平和 : 日本近代史研究と私
慶應義塾大学出版会, 2014.9
- タイトル別名
-
Freedom, popular rights, peace
自由民権平和 : 日本近代史研究と私
- タイトル読み
-
ジユウ ミンケン ヘイワ : ニホン キンダイシ ケンキュウ ト ワタクシ
大学図書館所蔵 件 / 全72件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
松永昌三略年譜: 巻末p9-10
松永昌三著作目録: 巻末p11-17
収録内容
- 民権運動激化期と中江兆民
- 中江兆民と明治憲法
- 「大東亜戦争」論の論理
- 自由民権派にみられる小国主義思想
- 日本近代思想の展開
- 中江兆民と大井憲太郎 : 民権思想家のゆくえ
- 国約憲法か、欽定憲法か : 憲法制定
- 小国主義か、大国主義か : 平和主義の伝統
- 書評 萩原延寿著『馬場辰猪』
- 幸徳秋水 : 敢然と平和主義貫く
- 国民の教育権と大学教育
- 明治国家形成期の国家観にみられる「理学」と「神学」
- 中江兆民の思想
- 三回の出会い
- 五つの問答体 : 兆民の方法
- 「国歌君が代」
- 戦後歴史学におけるノーマン史学の意味
- 家永史学と裁判
- 中江兆民 : 平和国家の構想
- 自主憲法の思想
- 『自由東道』の自由観について
- 「モノ」からの訣別
- 「出身国で博士号」の問題点
- インドネシアの印象
- 馬場辰猪と中江兆民
- 千谷敏徳判事のこと
- ニコライ二世と大津事件 : 保田孝一『最後のロシア皇帝ニコライ二世の日記増補』を読んで
- 明治憲法制定過程における秘密性
- クレオパトラはいたかに|クレオパトラ ワ イタカ
- 西欧思想摂取過程における漢語・漢学の役割 (一八七〇-八〇年代)
- 私費留学生の勉学に配慮を
- 救いはあるか
- 公孫樹の並木道
- 『家永三郎集』を編んで
- ノーマンとライシャワー : 近代日本観の比較
- 歩道橋
- 日本近代史研究と私
- 九・一一事件に想う
- 過去と現在
- 仮装行列
- 家永三郎先生の学問 : 家永史学の特色
- 兆民にたどりつくまで
- 戦争について考える
- 戦争観の変遷と戦争犯罪
- 米国の国際的犯罪第二次世界大戦以後
- 帝国と植民地
内容説明・目次
内容説明
『中江兆民全集』『家永三郎集』(ともに岩波書店)などの編集委員として刊行に尽力し、自身も兆民を中心とした日本近代史研究で名高い著者の、長年にわたる研究の成果を集大成。地道な史料収集にもとづいて書かれた、ときに戦闘的な論考が、兆民、馬場辰猪、H.・ノーマン、そして著者の師である家永三郎らを印象深くよみがえらせる。本書は、「自由」「民権」「平和」の理想を実現するために、思索を重ね行動した人々を近代史のなかに探る、50年を貫く問題意識の結晶である。
目次
- 1 一九六〇〜一九六九(民権運動激化期と中江兆民;中江兆民と明治憲法 ほか)
- 2 一九七〇〜一九七九(国民の教育権と大学教育;明治国家形成期の国家観にみられる「理学」と「神学」 ほか)
- 3 一九八〇〜一九八九(中江兆民—平和国家の構想;自主憲法の思想 ほか)
- 4 一九九〇〜一九九九(ニコライ二世と大津事件—保田孝一『最後のロシア皇帝ニコライ二世の日記増補』を読んで;明治憲法制定過程における秘密性 ほか)
- 5 二〇〇〇〜(歩道橋;日本近代史研究と私 ほか)
「BOOKデータベース」 より