中国モダニズム文学の世界 : 一九二〇、三〇年代上海のリアリティ
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中国モダニズム文学の世界 : 一九二〇、三〇年代上海のリアリティ
勉誠出版, 2014.10
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中国モダニズム文学の世界 : 一九二〇三〇年代上海のリアリティ
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チュウゴク モダニズム ブンガク ノ セカイ : 1920 30ネンダイ シャンハイ ノ リアリティ
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Note
2012年に大阪市立大学文学研究科に提出した博士論文「一九二〇、三〇年代中国モダニズム文学にみる表現の変遷」に、提出後に発表した論文を加え、改稿、修正したもの
参考文献: p411-425
Description and Table of Contents
Description
穆時英、張資平、劉吶鴎、戴望舒、郭建英…1920〜30年代のモダニズム作家が紡いだ「小さな物語」から、新しい文学の可能性を探る。新しい表現の形を模索した作家たちは、上海にどんな“リアリティ”を見たのか、どんな世界観・歴史観を抱いていたのか。小説、詩、エッセイや漫画の表現を読み解き、また出版事情とその受容を考察することで、既存の中国近代文学史をラディカルに組み替える。
Table of Contents
- 序章 中国モダニズム文学研究の可能性
- 第1章 張資平と憧れの近代—『資平小説集』と『資平自選集』
- 第2章 劉吶鴎の出版事業—第一線書店から水沫書店までの歩み
- 第3章 戴望舒と詩のイリュージョン—『私の記憶』から『望舒草』へ
- 第4章 穆時英にみる小説の可能性—『南北極』、『公墓』、『プラチナの女体模型』を中心に
- 第5章 郭建英と文学のファッション化—一九三四年の『婦人画報』
- 終章 中国モダニズム文学の変容—『小説』、『文芸画報』、『六芸』をめぐって
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