現代スペインの劇作家アントニオ・ブエロ・バリェホ : 独裁政権下の劇作と抵抗

書誌事項

現代スペインの劇作家アントニオ・ブエロ・バリェホ : 独裁政権下の劇作と抵抗

岡本淳子著

大阪大学出版会, 2014.9

タイトル別名

現代スペインの劇作家 : アントニオブエロバリェホ : 独裁政権下の劇作と抵抗

現代スペインの劇作家アントニオブエロバリェホ

タイトル読み

ゲンダイ スペイン ノ ゲキサッカ アントニオ・ブエロ・バリェホ : ドクサイ セイケンカ ノ ゲキサク ト テイコウ

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注記

博士論文「アントニオ・ブエロ・バリェホの劇作と抵抗」 (2007年) を大幅に加筆修正したもの

参考文献: p264-274

アントニオ・ブエロ・バリェホ演劇作品一覧: p282-283

アントニオ・ブエロ・バリェホ略歴: p284-285

内容説明・目次

目次

  • 序章 なぜアントニオ・ブエロ・バリェホなのか?—一七世紀から二〇世紀までのスペイン演劇の流れ
  • 第1章 フランコ政権と検閲
  • 第2章 盲目が可視化する権力—『燃ゆる暗闇にて』における神話の解体
  • 第3章 絵画と視線の権力—『ラス・メニーナス』のなかのベラスケス
  • 第4章 敗者の叫びと歴史叙述—『サン・オビーディオの演奏会』における救済
  • 第5章 オーラル・ヒストリーのための戦略—国家のイデオロギーを可視化する『バルミー医師の二つの物語』
  • 第6章 権力と抵抗の関係—『バルミー医師の二つの物語』における内部からの抵抗
  • 第7章 無名の人々の救済—『明り取り』における記憶と歴史
  • 第8章 グロテスクなものの舞台化—『理性の眠り』に描かれるゴヤの幻想と黒い絵
  • 第9章 狂気からの覚醒と過去の責任—『財団』、寓話の解体という寓話
  • 終章 監獄から次の監獄へ—『燃ゆる暗闇にて』から『財団』へ

「BOOKデータベース」 より

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