悲劇の哲学 : シェリング芸術哲学の光芒

書誌事項

悲劇の哲学 : シェリング芸術哲学の光芒

松山壽一著

(叢書シェリング入門, 6)

萌書房, 2014.10

タイトル別名

Friedrich Wilhelm Joseph von Schelling

タイトル読み

ヒゲキ ノ テツガク : シェリング ゲイジュツ テツガク ノ コウボウ

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内容説明・目次

内容説明

真と善を統べるものこそ美と見なすロマン派的思考が、唐突に「主客総無差別」を旨とする同一哲学体系下へと組み直されるに至るシェリング芸術哲学に生じた亀裂を、ギリシア悲劇に即しつつ鮮明に描写。

目次

  • ギリシア悲劇の世界
  • 第1部 自由の哲学と悲劇(革命と神学—『哲学書簡』前半部(一七九五年);スピノチストとしてのシェリング—『自我哲学』(一七九五年)と『哲学書簡』第八書簡(一七九六年);自由と悲劇—『哲学書簡』後半部(一七九六年))
  • 第2部 芸術の哲学と悲劇(芸術の哲学—『超越論的観念論の体系』(一八〇〇年)と『芸術哲学』講義(一八〇二‐〇五年);悲劇の哲学(『芸術哲学』講義「悲劇について」);悲劇詩人論—『芸術哲学』講義(一八〇二‐〇五年)とミュンヘン講演(一八〇七年))

「BOOKデータベース」 より

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