さまよえる「共存」とマサイ : ケニアの野生動物保全の現場から

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さまよえる「共存」とマサイ : ケニアの野生動物保全の現場から

目黒紀夫著

新泉社, 2014.10

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さまよえる共存とマサイ : ケニアの野生動物保全の現場から

Title Transcription

サマヨエル「キョウゾン」ト マサイ : ケニア ノ ヤセイ ドウブツ ホゼン ノ ゲンバ カラ

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Note

博士論文「『コミュニティ主体の保全』を通じた地元住民と野生動物の共存可能性 : ケニア南部アンボセリ生態系に暮らすマサイの事例から」 (東京大学, 2011年) に大幅な修正を施したもの

文献一覧: 巻末pi-xviii

Description and Table of Contents

Description

アフリカを代表する「野生の王国」と称賛され、数多くの観光客が訪れるアンボセリ国立公園。地域社会が主体的に野生動物を護る「コミュニティ主体の保全」が謳われる現場で、それらとの「共存」を強いられる人びとの苦悩を見つめ、保全のあり方を再考する。

Table of Contents

  • 序章 見失われた共存を求めて
  • 第1章 「コミュニティ主体」の野生動物保全とは何なのか?
  • 第2章 共存の大地を生きるマサイ
  • 第3章 保全を裏切る便益—コミュニティ・サンクチュアリからの地域発展
  • 第4章 権利者としての選択—コンサーバンシーと生計のすれ違い
  • 第5章 現場で何が話し合われているのか?—民間企業との交渉、保全主義者との衝突
  • 第6章 共存が語られるとき—「アンボセリ危機」におけるコミュニティの代表=表象
  • 終章 さまよえる共存とマサイ社会のこれから

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