カントを読む : ポストモダニズム以降の批判哲学

書誌事項

カントを読む : ポストモダニズム以降の批判哲学

牧野英二著

(岩波人文書セレクション)

岩波書店, 2014.10

タイトル読み

カント オ ヨム : ポスト モダニズム イコウ ノ ヒハン テツガク

大学図書館所蔵 件 / 50

この図書・雑誌をさがす

注記

講義内容 (2000年5月26日-6月16日までの全4回, 岩波市民セミナー) に加筆したもの

2003年1月に岩波書店より刊行したものの復刊

カント年譜: p317-321

文献案内: p322-330

内容説明・目次

内容説明

現代人にとって避けられない重要な課題を掘り下げ解決するための手がかり、「情感豊かな理性」の働きに依拠するカントの多元主義的な思想に見出し、従来のステレオタイプ化したカント像を見直す。最先端の現代思想家たちの問題提起と対比させて新たな読み方を提示した「現代カント入門」。

目次

  • 第1講 カントの批判哲学の射程(本講義の主要課題;新しいカントの読み方;カントにとっての現代)
  • 第2講 カントの「啓蒙」の再評価をめぐって(カントの「啓蒙」再評価のねらい;『啓蒙とはなにか』をめぐって;啓蒙思想の制限と現代における啓蒙の課題)
  • 第3講 カントの多元主義と可謬主義(ニーチェの批判主義;カントの遠近法主義;情感的理性の構築に向けて)
  • 第4講 多元主義の立場と政治哲学(反省的判断力とアーレントの政治的判断力論;歴史哲学と永遠平和論の意義;普遍主義と相対主義の間)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ