吉本隆明“心"から読み解く思想
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Bibliographic Information
吉本隆明“心"から読み解く思想
(フィギュール彩, 20)
彩流社, 2014.10
- Other Title
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The guide book of Takaaki Yoshimoto's thought
吉本隆明心から読み解く思想
- Title Transcription
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ヨシモト タカアキ ココロ カラ ヨミトク シソウ
Available at / 35 libraries
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University of Toyama Library, Medical and Pharmaceutical Library図
910.268||U26y||C.120152001908
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Note
主要な引用・参考文献: p172-173
Description and Table of Contents
Description
本書は、吉本のもっとも重要な三部作(『言語にとって美とはなにか』『共同幻想論』『心的現象論』)の主要概念を、“心”“生命”という視点から、これ以上ないわかりやすさで体系的に解説した画期的な本である。図も多数掲載し、吉本思想がビジュアルで理解できる。吉本隆明が、なぜ戦後最大の思想家で、世界的な存在なのか。本書を読めばわかる。
Table of Contents
- 第1章 生命に根をはる思想
- 第2章 心の見取図(心的疎外論:心の時空間には質の違いがある;幻想論:心の“空間”は三次元である;表出論:心の“時間”は二極である;本質論:吉本本質論は世界普遍である)
- 第3章 吉本本質論と社会論をつなぐ(本質論は普遍であり、社会論は個別である;幻想論:X軸と社会論を結ぶキーワードは“制度”である;表出論:Y軸と社会論を結ぶキーワードは“言語”である;心的疎外論:Z軸と社会論を結ぶキーワードは“病理”である)
- 第4章 吉本本質論から精神病理を考える(精神医学・臨床心理学・症状診断基準はどんな学問か;精神疾患を時間概念、空間概念から読み解く;吉本本質論(X‐Z面)と臨床心理学をつなぐ;吉本本質論(Y‐Z面)と精神医学をつなぐ;吉本本質論(X‐Y面)と症状診断基準をつなぐ;吉本本質論は世界水準をはるかに超えている)
- 第5章 詩人・吉本隆明がたどり着いた場所
- 付録 詩「わたしの本はすぐに終る」(吉本隆明)
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