古代インドの思想 : 自然・文明・宗教
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古代インドの思想 : 自然・文明・宗教
(ちくま新書, 1098)
筑摩書房, 2014.11
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古代インドの思想 : 自然文明宗教
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コダイ インド ノ シソウ : シゼン・ブンメイ・シュウキョウ
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University of Tsukuba Library, Library on Library and Information Science
081-C44-109810014017242
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Note
主要参考文献: p235-238
Description and Table of Contents
Description
最大の民主主義国家であり、多様な民族・言語・宗教の坩堝であるインドをまとめる価値観とは何か。緻密な哲学思想や洗練された文学理論など、高度に発達した「知の体系」は、いかに生まれたか。厳しくも豊かな自然環境がインド人に与えた影響とは。外の世界から多くを受け入れながら矛盾なく深化・発展させることで、独自の文化や思想を生み出し、世界中に波及させてきた。ヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教…。すべてを包み込むモザイク国家「インド」の源流を古代世界に探る。
Table of Contents
- 第1章 インドの大地と自然—思想と宗教を育んだ風土(ひとつのインド—「地理的インド」の統一性;いくつものインド—「風土的インド」の多様性;天然の恵みと食料生産)
- 第2章 インダス文明と原ヒンドゥー教—半乾燥地域の先史文明(インダス文明の環境と社会;インダス文明の文化と宗教—仏教・ヒンドゥー教との絆;インダス文明の位置づけ—形成から解体まで)
- 第3章 アーリヤ人の侵入とヴェーダの神々—モンスーンとの出会いと衝撃(アーリヤ人の到来と背景事情;モンスーンとの出会い;自然の猛威とリグ・ヴェーダの神々;リグ・ヴェーダの神観念—インド的自然と神々の世界)
- 第4章 ウパニシャッドから仏教・ジャイナ教へ—ガンジス平原と森林の思考(アーリヤ人の東漸と「森の民」;ブラーフマナからウパニシャッドへ—神への祭祀から自己への沈潜へ;都市の形成と新思想の興り—仏教とジャイナ教の時代へ;輪廻と解脱—「救いの方程式」の確立)
- 第5章 仏教と雨—修行者の暮らしと教団の成立(修行者と森林;修行者と雨季;仏教教団と世俗社会)
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