日本思想全史
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書誌事項
日本思想全史
(ちくま新書, 1099)
筑摩書房, 2014.11
- タイトル読み
-
ニホン シソウ ゼンシ
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注記
参照文献: p421-423
日本思想史を学ぶための文献: p424-430
日本思想史年表: pxxiv-xxxii
内容説明・目次
内容説明
この国の人々は選択的に外の思想を受け入れつつ、あるべき人間とは何かという問いを立ててきた。ではその根底にあるものは何だろうか。思想史を俯瞰してそれを探るには、日本の内と外の両側から眺める視点が必要である。そしてそのような内と外の意識こそ、古代からこの国で綿々と受け継がれてきたものだ。神話時代から現在までの各時代の思想に、外部的視点からの解釈を押し通すのではなく、内在的視点をもって丹念に光を当てる。一人の思想史家による、初めての本格通史。
目次
- 第1章 古代(日本という境域;神話にあらわれた思想 ほか)
- 第2章 中世(歴史物語・中世歴史書の思想—貴族の栄華と武士の登場;『愚管抄』と『平家物語』 ほか)
- 第3章 近世(キリシタンの伝来とその思想;朱子学派の登場 ほか)
- 第4章 近代(明治啓蒙思想とその展開;明六社とその同人 ほか)
- 第5章 現代(戦後思想の出発;戦後的なるものの相対化—主体・作為の捉え方 ほか)
「BOOKデータベース」 より