狂講深井志道軒 : トトントン、とんだ江戸の講釈師
著者
書誌事項
狂講深井志道軒 : トトントン、とんだ江戸の講釈師
平凡社, 2014.10
- タイトル別名
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講師志道軒
狂講 深井志道軒 : トトントンとんだ江戸の講釈師
- タイトル読み
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キョウコウ フカイ シドウケン : トトントン、トンダ エド ノ コウシャクシ
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注記
「元無草」 (中野三敏氏旧蔵本) の影印を収録: p309-311
志道軒文献一覧: p312-322
参考文献: p323
内容説明・目次
内容説明
時は江戸中期。浅草寺境内に葭簀張りの席をもうけ、絶妙な軍談と過激なフリートークで、観客を大いに沸かせた講釈師がいた。その名は深井志道軒—。奇っ怪な棒を片手に、身振り手振りのパフォーマンスを交え、公儀をもおそれぬ当世批判と、人前はばからぬ猥談を繰り広げる。そのスタイルは“狂講”と呼ばれ、二世市川団十郎と天下の人気を二分したというのも、まんざら嘘ではない。数多く残された文献と画像資料により、鬼才・平賀源内が師と仰いだ、その伝説的な話芸と破天荒な生涯を探る。
目次
- 第1章 花の巻(プロフィール—お定まりの文献を三つ;姓氏名号、出自、生歿年考 ほか)
- 第2章 紅の巻(金龍道人の『志道軒伝』—公式の漢文伝;稀有の実見記録—福山長寿のルポ ほか)
- 第3章 柳の巻(大田南畝と志道軒;山東京伝と志道軒 ほか)
- 第4章 緑の巻(二つの漢文伝—依田学海・蒲生〓(けい)亭;星野天知の評論「狂僧、志道軒」 ほか)
「BOOKデータベース」 より