ホールデンの肖像 : ペーパーバックからみるアメリカの読書文化

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ホールデンの肖像 : ペーパーバックからみるアメリカの読書文化

尾崎俊介著

新宿書房, 2014.10

タイトル読み

ホールデン ノ ショウゾウ : ペーパーバック カラ ミル アメリカ ノ ドクショ ブンカ

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注記

参考文献: p285-297

内容説明・目次

内容説明

ペーパーバック研究から横滑りして、ハーレクイン・ロマンスから、果てはブック・クラブ事情へ—“日本エッセイスト・クラブ賞”受賞・アメリカ文学者による縦横無尽のビブリオ評論&エッセイ。

目次

  • 1 ペーパーバックの迷宮で(「フェスティーナ・レンティ」ということ;アメリカ人は短いのがお好き?—アメリカン・ペーパーバックにおける「削除版」考;ホールデンの肖像—表紙絵に描かれた『ライ麦畑でつかまえて』;追悼 J・D・サリンジャー)
  • 2 恋の道化師伝説(すべてはロマンスから始まった—文学史から見たハーレクイン・ロマンス;アルファ・マンの系譜—ハーレクイン・ロマンスのヒーローたち;ハーレクイン対フェミニズム—呉越同舟のメカニズム;シークの時代—二十世紀初頭の「砂漠捕囚ロマンス」;吸血鬼を「ロマンス」する—ヴァンパイア・ロマンスtwilightについての一考察;働く娘にロマンスを—アメリカ十九世紀末の勤労少女出世譚について;ハーレクイン翻訳への遠き道のり)
  • 3 ブッククラブ・クロニクル(アメリカを変えたブッククラブ—「ブック・オブ・ザ・マンス・クラブ」の過去・現在・未来;本を語る女たち—オプラズ・ブッククラブの隆盛とその影響)
  • 4 二人の先生(二人のアンダスン;『S先生のこと』のこと;O先生のこと)

「BOOKデータベース」 より

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