現代の国際政治 : ポスト冷戦と9.11後の世界への視座
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現代の国際政治 : ポスト冷戦と9.11後の世界への視座
(Minerva text library, 4)
ミネルヴァ書房, 2014.11
第3版
- タイトル読み
-
ゲンダイ ノ コクサイ セイジ : ポスト レイセン ト 9.11ゴ ノ セカイ エノ シザ
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注記
参考基本文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
米ソ中心の冷戦構造の崩壊後、覇権を制したアメリカの一極支配体制は9.11テロや金融危機によって大きく揺らぎ、中国など新興国が著しい台頭を見せる中で、世界は新たな多極化の時代へと向かいつつある。その一方、民族・宗教対立、環境保全と開発の相克、国家・地域間の経済格差など、国際社会の平和と安定の実現には数多くの困難が横たわっている。本書は、激しく変動する冷戦後の国際政治の展開を、最新情勢の分析を踏まえて考察・解明するとともに、日本外交の将来に対する視座を提供する。各章には詳細な年表・参考基本文献も掲載した、国際政治を読み解くための概説書。
目次
- 第1部 戦後国際政治の構造と変動(米ソ冷戦の発生・展開・終焉—「長い平和」とその後;軍備管理・軍縮・不拡散問題の展開;グローバルパワーとしてのアメリカと安全保障—「過去」と「未来」からの拘束;民族問題;南北問題—より公平公正な世界に向けて;環境保護と開発—持続可能な発展をめぐる国際政治経済)
- 第2部 地域におけるイッシュー(転換期の中国外交—パワー・シフト環境下の「平和発展」論;冷戦後の朝鮮半島をめぐる国際政治;東南アジアの地域秩序形成—冷戦後の展開とグローバル化の中の模索;冷戦後の中東和平—問題の新たな構図;欧州統合—EU統合の「深化と拡大」;現代ロシアの政治と外交—再び大国を目指すロシア;転換期のラテンアメリカ—国際関係と開発の新しい地平;苦悩と希望の大陸アフリカ)
- 第3部 日本外交のアイデンティティー(日本外交のアイデンティティーと心理—東西と大小の交錯;日米関係の思想史—「従属」と「自立」のアポリア)
「BOOKデータベース」 より