昭和囲碁風雲録
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昭和囲碁風雲録
(岩波現代文庫, 文芸 ; 248-249)
岩波書店, 2014.11
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ショウワ イゴ フウウンロク
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注記
2003年6月岩波書店より刊行されたものの文庫化
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784006022488
内容説明
大正末期に近代的な革新をとげた囲碁界は、昭和に入ると才能と個性あふれる棋士たちの活躍で、燦然と輝く隆盛期を迎える。日本棋院の発足、院社対抗戦、新布石による革命、新聞紙上を賑わす数々の名対局…。碁界きっての書き手である著者が、木谷実、呉清源、坂田栄男、藤沢秀行など、昭和を彩る天才棋士たちの戦いぶりを活写し、波瀾万丈な昭和囲碁の世界へ誘う。
目次
- 夜明け前
- 碁界大合同—日本棋院の誕生
- 院社対抗戦
- 囲碁界の革新—大手合始まる
- 一大悶着発生—万年劫問題
- 中国の天才、呉清源現る
- 新布石の誕生
- 史上第一の有名局—本因坊秀哉対呉清源
- 新布石による第三の革命
- 秀哉名人の引退と本因坊戦の創設
- 打込十番碁
- 原爆下の本因坊戦
- ゼロからの出発
- 呉清源の快進撃
- 東西対抗戦と関西棋界の分裂
- 巻冊次
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下 ISBN 9784006022495
内容説明
打込み十番勝負で呉清源が全棋士を負かして第一人者となった後、続々と新棋戦が誕生し、新聞紙上を賑わす。高川秀格、坂田栄男の活躍、新星林海峰、さらに木谷実門下の若い棋士たちの台頭…。全棋士、政財界、マスコミわ巻き込んだ名人戦の争奪戦が行われた後、名人戦は朝日に移り、読売は棋聖戦を新設。碁界はますます隆盛を極める。
目次
- 呉・藤沢打込十番碁
- 高川秀格の時代
- 続々と新棋戦
- 呉清源、天下無敵
- 名人戦の誕生
- 鬼才坂田、頂上に立つ
- 林海峰と木谷一門の時代
- 名人戦大騒動—囲碁界史上最大の風雲
- 棋聖戦の創設
- 囲碁界に曙光
- 昭和から平成へ
- 昭和の碁を論じる
- 棋士が詠んだイロハ歌一千首
「BOOKデータベース」 より